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ホンダカーズ市川、船橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結

ホンダカーズ市川、船橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結

EVの大容量バッテリーと電力供給用コンバーターを活用し、停電時の電力確保を支援

千葉県内で最大規模のホンダ正規ディーラーであるホンダカーズ市川は、2026年2月19日、船橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結しました。

本協定は、災害時等に、停電により市の応急対策が停滞し、市民生活の安全が脅かされるような場合に、ホンダカーズ市川が保有する電気自動車 (EV) の大容量バッテリーと、電力供給用コンバーターを組み合わせて活用し、船橋市内の指定する施設などに対して電力を供給する支援体制を構築するものです。
平時は移動手段として利用されているEVと、当社が保有する電力供給用コンバーターを非常時に貸し出して活用することで、災害時における電力確保という課題に対応します。

協定締結の背景
船橋市では、防災対策の一環として、停電時の対応や電力確保の重要性を示しています。 停電が長期化した場合、照明や通信機器、冷蔵設備などが使えなくなることは、避難生活や施設運営に大きな有影響を及ぼします。
こうした課題に対し、民間企業が保有する資源や技術を活用することで、 実効性の高い支援体制を構築することを目的に、本協定の締結に至りました。

停電時における電力支援の仕組み
災害時には、船橋市の要請に応じて、当社は保有するEVと電力供給用コンバーターを支援が必要な場所に貸し出ます。
電力供給用コンバーターについては、Hondaが培ってきたエンジンや電動化分野の技術を背景に開発された可搬型大容量給電器「Power Exporter e:6000」を3台保有しており、EVに蓄えられた電力をコンバーターを通じて外部に供給します。

使用機材「Power Exporter e:6000」について
https://www.honda.co.jp/gaibukyuden

Power Exporter e:6000製品画像

本機材は、定格出力6kVAの高出力を備え、家庭用のAC100V機器から、事業所などで使用される200V機器まで幅広く対応可能です。 冷蔵庫、照明、炊飯器、電子レンジ、通信機器など、生活や業務に必要な電気機器を同時に使用できる性能を有しています。
想定される電力供給イメージは、たとえば、EV6台と電力供給用コンバーター3台を組み合わせて使用した場合、一般家庭の生活に必要な電力を一定期間まかなうことが可能です。
4人家族が使用する450Lて550Lクラスの冷蔵庫、照明、炊飯器、電子レンジ、通信機器などを一般的な使用頻度で利用した場合、約10世帯分の生活をおおよそ23日間支える電力を供給できる想定です。
これは、停電時においても食料の保管や簡単な調理、夜間の照明確保、スマートフォンやパソコンによる情報収集といった、日常生活に欠かせない行動を継続できることを意味します。
避難所や福祉施設など人が集まる場所においても、最低限の生活環境を維持するための電力確保につながります。
また、発電機のように燃料を燃やして電気を作る方式ではなく、EVに蓄えた電力を取り出す仕組みであるため、稼働音が非常に静かで、避難所や住宅地でも使いやすい点も特長です。

地域社会への貢献
ホンダカーズ市川は、千葉県船橋市のほか、市川市、白井市、鎌ヶ谷市、印西市、八千代市、東金市、千葉市に計11の販売店舗を展開し、地域のお客様のカーライフに寄り添った活動を続けています。
災害時には、船橋市からの要請に応じて、これらの店舗で保有するEVと電力供給用コンバーターを活用し、ホンダカーズ市川全体として支援に協力する体制を構築します。
給電に必要な機材の設置や運用においては、ホンダカーズ市川の従業員も協力し、現場の状況に応じた対応を行います。
本協定を通じて、ホンダカーズ市川は、地域に根ざした販売店として、平時だけでなく非常時においても地域社会を支える役割を果たしていきます。
船橋市と連携しながら、災害時における地域の安心と安全の向上に貢献していきます。

船橋市長 松戸徹コメント
「船橋市は首都直下型地震のリスクや能登半島地震などの教訓から、災害対応の強化を図っており、ライフラインとしての電力は、避難所生活において極めて重要であります。人工呼吸器のバッテリーなど、医療的ケアが必要な避難者にとって命綱となります。 今回の協定締結は、市民の命を守る体制を強化するもので、安全で市民の皆さんが本当に安心できるまちづくりにこれからも取り組んでいきたいと思います。」

ホンダカーズ市川 代表取締役社長 中川史昭コメント
「私たちは地域に根ざした販売店として、平時だけでなく非常時にも地域社会に貢献することが重要だと考えています。EVは移動手段としての価値に加え、災害時には電力を支えるインフラにもなります。 地域にお住まいの皆さまが少しでも安心して過ごせる環境づくりに貢献したいという思いから、本協定に取り組みました。 船橋市と連携しながら、防災体制の強化に少しでも寄与できれば幸いです。」